製品やサービスの価格決定に際しては、競合他社の価格を参考にしたり、原価に対して利益を上乗せする方法が良くとられています。
でも購入するかどうかを決めるのはお客様です。
この価格をお客様がどう感じるかについて知っておくと、価格設定が容易になります。
ひょっとしたらもう少し高い価格でも、売上数は変わらないかもしれません。
並行してあらかじめ想定した価格での購入意思を尋ねると、売上量の予測が立てやすくなります。
これは、価格弾力性の高い(価格によって売り上げが大きく増減する)製品の場合、特に有用なデータとなります。
ルウムでは市場調査の経験豊富なプロが、アンケートの作成と集計を代行します。 Price Sensitivity Meter分析によって、最適価格を導くことができます。 また、購入意思の測定結果によって価格弾力性を推定し、売上や利益を最大化する価格を導くことができます。
*外部モニターによる回答の場合は、これにモニター利用料が加算されます。
最適価格調査には、弊社からのヒアリング、調査設計・提案作業、質問票の作成作業、データ収集作業、生データおよび分析レポートの納品が含まれます。
分析レポート例:
Price Sensitivity Meter分析では、
「高すぎて買わなくなる価格」、「高いと感じ始める価格」、「安いと感じ始める価格」、「安過ぎて買わない価格」の4つを質問し、
価格毎に回答者の割合を累積することによって、4つの曲線を描きます。これらを元に、5つの指標を導きます。
上限価格:これ以上高くすると、高すぎて売れにくくなる価格
下限価格:これ以上低くすると、品質への懸念のため売れにくくなる価格
最適価格:顧客数を最大化する価格
妥協価格:高いと感じる人と安いと感じる人が同じ割合になる価格
受容価格帯:上限価格と下限価格の間