ホームページを作るとどのように良いことがあるのでしょうか。具体的な恩恵や役に立つ機能をご紹介します。
ホームページは活用の仕方次第で多くのお客様を獲得してくれます。お客様の増える主な理由を見てみましょう。
‘インターネットでお店を探す消費者’を獲得する
新しい美容院の候補や会社から近い歯医者さん、子供のピアノ教室に忘年会のお店探しまで、今や多くの人が日常的にインターネットでお店探しを行っています。
ホームページがあると、インターネットを使って情報収集している方にお店のことを知ってもらうことができ、来店いただくチャンスにつながります(もちろんホームページがない場合、そのような方にお店のことを知っていただくことは難しいでしょう)。
(参考アンケート)
<飲食店の情報を調べるときに利用する媒体(複数回答)>
10人に9人が飲食店の情報を調べるためにホームページを利用しています。
調べる情報の内容については「お店の場所」が最も多く、以下、「価格帯」「料理のジャンル」「メニュー・品書き」「営業時間」と続いています。
<歯科医院を探す際のインターネットの利用>
歯科医院を探すのに6割の人がインターネットを利用しています。特に女性の利用比率が高く10人に7人がインターネットで探しています。検索キーワードとしては市町村など地域名が圧倒的に多く、 「審美的治療」「矯正」「インプラント」などの診療科目での検索もされています。
競合店から顧客を獲得する
自分のお店で提供している商品と似たものを、消費者が競合店で購入していたり、自店と競合店で比較したりすることは当たり前のことです。限られたパイの中で競合店との顧客の奪い合いは日々起こっていますが、お客様にお店の特徴や得意なことを知ってもらえれば自店に来店していただける機会につながります。
ホームページの限りない情報量という特性を活かして細かく文章を記載する方法もあれば、写真や図でわかりやすく表現する方法もあります。自店の魅力を伝えるホームページは競合店から顧客を獲得します。
(参考アンケート)
<教室・スクール選びで参考にした情報源 (複数回答)>
「インターネット・ホームページ」が2番目に参考とされる情報源となっています。その要因として自分の知りたい情報を手軽に手に入れられることや、他の媒体では得られないような詳しい情報を調べられることがあげらています。
潜在顧客を獲得する
社交ダンス教室で生徒さんになる方は、社交ダンスに大きな興味のある方ばかりでしょうか?実はそうでもないそうです。夫婦で一緒にダイエットすることが目的だったというような生徒さんもいらっしゃるとのことでした。つまり夫婦でダイエットを考えている方は、社交ダンスの潜在顧客ということです。
GoogleやYahooといった検索エンジンからの訪問者はお客様になっていただける可能性があります。ここで重要なのが「検索キーワード」です。上の例で説明すると「社交ダンス」というキーワードに加えて、「ダイエット」といったキーワードでもホームページが検索されること考えてホームページを制作すれば、生徒さんになっていただける可能性のある訪問者が増えるということです。キーワードの工夫次第でホームページは潜在顧客を獲得します。
既存顧客の来店回数を増加させる
お得意様はもちろん初めてのお客様にもホームページを見ていただくようにご案内しましょう。ホームページを工夫して、別の目的でも来ていただける仕掛けをしていると、大きな集客の効果があるのです。
洋菓子屋さんの例ですが、クリスマスケーキを買いに来たお客様に、ちょっとしたプレゼント用のマカロンセットがあることをホームページで知っていただけると利用いただける可能性が増加します。
お客様に合わせた提案をしたくてもお店では忙しくて話しかける機会がない、チラシではスペースが少なくて案内しきれない。しかしホームページでならお客様にたくさんの情報をゆっくり見ていただけますので、別用途でのご利用に気づいていただけるかもしれません。お客様へのホームページ案内は来店回数の増加につながります。
ホームページは開設してしまうと費用のかかりにくい媒体です。活用しましょう。
印刷代が掛からない
チラシやパンフレットなどの案内や広告は紙媒体ですが、ホームページは画面で閲覧することができます。また紙媒体として手元でホームページの内容を確認したい場合、閲覧者側がプリンターで印刷することになります。
ホームページはどれだけ閲覧してもらってもお店側にとって印刷代のかからない低コストの媒体なのです。
郵送代・通信代が掛からない
お客様の来店機会を増やすためダイレクトメールやFAXでご案内を出しているお店も少なくないのではないでしょうか。ホームページ上での案内はもちろん、ホームページで獲得したメールマガジン会員へのお知らせには費用がかかりません。郵送代や通信費を気にせずお客様に案内できる媒体なのです。
※メールマガジンとはEメールでお知らせする案内のことです
掲載代がかからない
フリーペーパーや新聞での広告や案内には掲載料金がかかってしまいます。またアルバイト募集を求人情報誌に掲載するのにも費用がかかります。ホームページではこれらの掲載に費用はかかりません。またフリーペーパーや求人情報誌のように掲載期間が限られるわけではないので、好きなだけ案内することができます。
ホームページを上手に活用すると受付や案内、さらには営業まで行ってくれます。しかもホームページは営業時間終了後も24時間働く頑張り屋さんとして活躍します。
お客様の知りたいことを案内する
ホームページにはサービスや商品をはじめ、お店の場所や営業時間・定休日、お問い合わせの多い内容などたくさんの情報を掲載できます。お客様がそれらの情報を知りたいときに、ホームページはまるで頼りになる説明スタッフのように正確に伝えてくれるのです。ホームページの活躍によってお問い合わせ件数の対応が減ることを実感できるでしょう。
お客様の予約やお問い合わせを受け付ける
ホームページにはお客様が直接お問い合わせや予約内容、ご意見などを書き込めるお問い合わせフォームという機能があります。ここで連絡を受けた内容はすぐにメールで通知されるので連絡漏れもありません。
お客様に営業する
お客様に来店していただくためにお店から営業をかけるのもひとつの手です。
ホームページはお客様にとって魅力的なキャンペーンやオススメ商品情報を宣伝することはもちろん、ビジュアルや写真・配色を上手に使って説明をより分かりやすく説明したり、良いイメージを作ったりすることができます。ホームページは上手に作ると優秀な営業マンの役割を果たすことになります。
まだ自店に来店したことのないお客様の多くはお店のイメージを持っていません。どのようなお店か分からないことで来店することを迷っていたり、お店選びから外れてしまったりすることがあります。ホームページで上手にお店のイメージを伝えることができると、来店していただける可能性が高くなります。
お店の良さを存分に伝える
お客様にお店の良さを知ってもらえることは来店していただける機会につながります。しかしお店の良さを伝える手段としてのチラシや広告媒体・口コミでは伝えられる情報量に限りがあり、それだけでお店のこだわりや魅力を十分に伝えることは難しいものです。そこでホームページの登場です。ホームページには情報量に限りがないため存分に細かい内容まで伝えることができるのです。商品やサービスのこだわり・お店の雰囲気・店長の思い・お客様の声、伝えたい事は全て掲載しましょう。チラシや広告媒体にホームページアドレスを掲載するのも情報の補足として大変効果的です。
またホームページを作るときには、文章だけではなくデザインや写真・図表などにも工夫をするのがポイントです。工夫次第で自店の特徴やこだわりをさらに表現できるからです。お店のサ―ビスや商品を直接体験してもらうためにも、ホームページでお店の良さを知っていただき来店の機会を作ることは大切な事です。
安心感を与える
ホームページの有無と実際のお店の良し悪しは関係ないと思います。ホームページを開設していなくても素晴らしいお店はたくさんあるからです。
しかしながら普段からインターネットを利用している方の中にはホームページのあるお店は安心できるという方もいます。あるアンケートでは特に若い人ほどその傾向が強いと出ていました。
自店のホームページがあることはお店の店長・オーナーをはじめスタッフにまで良い影響を与えます。愛店意識が向上し、売上アップにつながることもあります。
お店のホームページがあると嬉しい!
スタッフはお店のホームページがあると嬉しいものです。お気に入りに登録して時々チェックしてしまいます。お店紹介の写真に自分が写っていたり、日々更新されるコンテンツで自分の活躍が紹介されていると更に嬉しくなってしまいます。
お店のホームページを知人に紹介!
スタッフの家族や友人にお店のホームページを紹介して、それをきっかけに来店してもらうようなこともよくあること。スタッフにホームページを広めてもらえば売上アップのチャンスにもつながります。
ホームページの成果をチェックするのが楽しい!
店長やオーナーは、自分のお店のホームページがあると日々の成果確認したくなります。ホームページの訪問者はどのぐらい増えているのか、どんな検索キーワードでホームページを訪問しているのか、などチェックするのが楽しくなってきます。またホームページがお店の売上に大きく貢献してくるようになるとお店運営がさらに楽しくなってくるでしょう。